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俺はこう思っている

島田紳助は、なぜ暴力団と繋がったのにmisonoのYoutubeに出られるのか?

 

島田紳助が、misonoのYoutubeチャンネルに出演するらしい。

ちなみに8年ほど前に電撃引退後、姿を見せるのは初。8年も時が経っているワケだから、島田紳助を知らない人もいるかもしれない。まぁ、超大物で絶大な権力と根強いアンチを持っていた司会者とでも思っていれば相違ない。

 

さて、島田紳助がmisonoのYoutubeチャンネルに出演。その動画がアップロードされる。そして再生される。そうするとお金が発生する。

ということは、反社会勢力と繋がっていた事が原因で芸能界を引退した島田紳助。そんな彼がメディアに出演してお金を稼ぐ事になる。それって本当にいいのか?

 

今回の話は、一見ボカロとは関係ないかもしれない。だが後にちょっとだけ関係してくる。

島田紳助は、なぜ暴力団と繋がったのにmisonoのYoutubeに出られるのか?

島田紳助について軽くおさらいしておこう。

「行列のできる法律相談所」

「開運!なんでも探偵団」

「クイズヘキサゴン」

と、当時の大人気番組や今も続く長寿番組の司会者である。立ち位置としては明石家さんまやらダウンタウンとほぼ同じくらいのイメージ。司会者としての実力は今も語り継がれるほどのもの。

だが、評判が悪いことでも有名だった。

元不良。一度はスタッフへの暴力沙汰で刑事事件も起こし、引退する少し前に東京03への恫喝騒動があった事も記憶に新しい。そうして島田紳助に関する悪評が広まりつつある中、突然引退を発表した。理由は「反社会勢力と繋がっていた事」である。今でいう闇営業で謹慎するのと同じ感じ。

 

…で、それなのに再びYoutubeチャンネル出演。反社会勢力と繋がっていた事による謹慎期間は8年間なのか?誰がそう決めたのか?そう思っている人も多いみたいだ。

果たして、Youtubeは反社との付き合いがあった人物を出演させることを黙認しているのか?

逆に何故ダメなのか?

どう考えても、良いに決まっている。

反社会勢力と繋がっていようが、本人に犯罪歴があろうが、極端な話人を殺していようが、Youtubeはその人が出演してお金稼ぐことを許可している。という見方が出来る。

そもそも、「浮気をした」だの「迷惑行為で炎上した」だの「犯罪行為で捕まった」だのでYoutuberが活動休止しなければいけないルール自体頭がおかしいと思う。

 

話を戻して、テレビタレントは何故問題を起こすと活動休止をするのだろうか?

当たり前っちゃ当たり前かもしれないが、よくよく考えてみてほしい。何故だろうか?それは視聴者のためというより、スポンサーのためである。

 

テレビ番組を制作するためにはお金がかかる。仮に100万円とする。その100万円をどこかから調達しなければならない。それを探す。すると提供してくれる会社が声を掛けてきた。「うちはビューティエレガントという化粧品会社なんですが、うちの商品の宣伝をしてくれたら100万円出します」。こうして100万円ゲット。番組を制作し、合間にビューティーエレカントのCMを流す。ちゃんと出資してくれた会社の名前も番組中に出す。来週の番組制作費も出してくれるらしい。

 

ここで一つ事件が起こる。出演者の「まりぽよ」というギャルタレントが、プライベートでタピオカ屋を恫喝して炎上する。刑事事件とはならなかったものの、「まりぽよは犯罪者」のイメージが世間についてしまった。

そして翌週の放送。収録済みであったため、渦中の「まりぽよ」は元気にその姿を見せる。

「おい、まりぽよテレビに出てるぞ」

「この番組は、犯罪者を出演させる事を容認してるのか!」

という世間の反応。百歩譲って、ここまではまだ良い。

「この番組にお金を出してるビューティエレガントとかいう会社は、恫喝を推奨してる会社なんだな!二度とここの会社の化粧品は買わない!」

こうなったら地獄である。せっかくお金を出してくれた会社のイメージを下げる事になる。

そうならないために、番組サイドが「ゆきぽよを出さない」という判断を自主的に取る。

 

この話をYoutuberに当てはめてみよう。

制作費は自分たちで賄っている。そもそもYoutubeに上げた動画自体、「俺が勝手にアップしたものを、他の人が勝手に見ている。そしたらどっかの会社が勝手に広告をつけて、お金をくれる」構造である。最初からスポンサーの制作費ありきのテレビ番組とは大きく異なる。

仮に炎上してスポンサーがつかなかったとして、本人にお金が払われないだけである。誰かに迷惑をかけるわけではない。

それなのに、「炎上をしたら活動休止する」事が常識になっている方がヤバい。クレーマー大国にも程がある。案件とかだったら別ね。

自分のメディアを持っている強さ

少し前、レペゼン地球がパワハラ騒動で大炎上をした。

よくよく考えれば、あの炎上も少し言い掛かりな気もする。「本人たちが今後パワハラを告発しても信用されない」のは間違い無いと思うが、「全ての女性がパワハラを告発しても嘘と思われる」とも言い切れないんじゃ無いだろうか。

 

レペゼン地球は個人事務所だったからその後も活動自体は続られけたが、数日後に控えたライブの場所であるドームに対してクレームを入れられ、ドーム公演は中止となった。その結果何億もの損害を被ったとか。

その際にドーム側にあったクレームが「パワハラを容認しているアーティストに場所を貸すのは、ドーム側もパワハラを容認している。そんな場所には二度と行かない」という旨のクレームらしい。

ドーム公演こそ中止になったものの、レペゼン地球の活動自体は続けている。その違いは「出資してくれている人に迷惑を掛けているかどうか」である。

 

で、今の時代出資元から受けられる恩恵はネット環境により代替できる。だからこそ、個人で活動する事が非常に合理的である。故に、個人で活動が出来るボカロPも非常に合理的。というわけで、島田紳助はボーカロイドという事になる。読んでくれてありがとう…

 

ABOUT ME
もやしさらだ
底辺ボカロP歴10年のベテラン。「音楽何も知らんけど、ボカロ曲作ってお金稼げたらいいなぁ」そんな事を思っていた10年前の俺みたいな人の役に立つブログにしたいです。
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