コムドットというYouTuberがいるんす。
今ものすごい人気なんす。勢いが凄まじいんす。
わかる人にわかるように例えるなら、2005年のORANGE RANGEみたいな感じっす。
そう。「めちゃくちゃ人気があって、めちゃくちゃ嫌われてる」状態っす。
こんな感じっす。
そして俺は、理解(わか)ってしまったんす。
そう。ーーー「コムドットが、なぜ人気があるのか?」について
「なんで面白くないのに人気あるの?」「大してイケメンでもないのに、どこがいいの?」なんて声もちらほらあるみたいっす。
それを表すように、「コムドット どこが面白」と入れただけでこんな言葉がサジェストされるんす。ひどい話っす。
そんな人のために、声を大にして言いたいんす。「コムドットは、なぜ人気になったのか?」を。
Contents
イケメン
まず、イケメンなんす。後ろの2人は審議が入るかもしれないすけど、5人の総合力で言えば間違いなくイケメンなんす。
ちなみに、全員高身長っす。見た目に関してはYouTuber界の中でも文句なしのハイスペックの部類っす。
そこそこ面白い
そこそこ面白いんす。
おそらくなんすけど、メインの支持層は10代女子だと思うんす。とくに中学生くらい。ギリ「うんこちんちん」で大爆笑する年代っす。そこそこ面白ければそれで良いんす。
そして何より、5人の仲が良いんす。「地元ノリ」感がテーマだそうなんすけど、そんなの女子中学生の大好物だと思うんす。「そこそこ面白い、仲良しイケメンお兄さん達がわちゃわちゃしてる」って。
でも、おめーさんに疑問が生じたはずっす。
「そこそこ面白い、仲良しイケメンお兄さん達がわちゃわちゃしてるグループって、他にもあるよね…?」
ここからが本題っす。
コムドットは、ある日を境に大人気になったんす。
あのツイート、大正解説
【宣戦布告】
全YouTuberに告ぐ
コムドットが通るから道をあけろ
俺らが日本を獲る pic.twitter.com/iUVpaFA8zP
— コムドット やまと (@comyamato0515) December 9, 2020
このツイートが、話題になったんす。
それが2020年12月の事。そこから2ヶ月ほどでチャンネル登録者が倍になり、あれよあれよと100万人達成したんす。ちなみに、俺がコムドットを知ったのもこのツイートだったんす。
「こいつら誰だよ」
「マジで痛いな」
「道を開けてくれないと前に進めない人たち」
と、様々な反応があったっす。
でも、考えてみてほしいっす。このツイート、めちゃくちゃ秀逸じゃないっすか…?
なにが秀逸かって、「いかに短文で、自分たちの事を認知させるか」においてっす。
このツイートだけでわかるじゃないっすか。
・この人たちが、どのプラットフォームで活動しているか
・この人たちが、どういうジャンルの活動をしているか
・この人たちが、誰に向けた活動をしているか
すぐわかるんす。
そしてそれが拡散されるほど、自分たちの活動を認知してもらえるんす。「コムドットっていう中卒の5人組YouTuber」の存在が、たったこの1ツイートだけで爆発的に知れ渡ったんす。こんなにコスパの良い広報活動は他にないっす。ちなみに中卒は1人もいないどころか、むしろ全体的に高学歴だったっす。
とりあえず、知名度は爆増したんす。アンチも増えた反面、ファンも増えたんす。それで良いんすよ。「熱狂的なファンを増やす方法は、熱狂的なアンチを増やす事」っす。「誰からも嫌われない方法は、誰からも大して好かれない事」っす。彼らが叩かれれば叩かれるほど、それは別の誰かがファンになっている証拠でもあるんす。
娯楽が溢れかえっている現代で、人々に可処分時間は少ないんす。「どれだけ少ない情報で、自分たちの事を知らしめるか」は活動者にとって大きなテーマっす。結果でそれを成したコムドットの実力は、しっかりと認められるべきっす。月2で風俗行ってるボカロPの俺は、そう思ったっす。
….?
気づいたっすか。
俺は今、知らず知らずおめーさんの脳内に刷り込んだっす。「これを書いてる人は、月2で風俗行ってるんだ」ーーーと。
・ボカロ曲を作っている音楽制作者
・月2で風俗行けるくらいの経済力
・月2で風俗行けるくらい圧倒的性欲
・月2で風俗行けるくらい彼女がいない
これがメンタリズムっす。ちなみに本当は半年に1回くらいっす。