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アイツは何故売れたのか?

official髭男dismは名前がださいのに何故売れたのか?

 

「official髭男dism だ」

と打つと何がサジェストされるのか。気になるよね。調べてみた。

「ださい」

代表曲を知りたい人はたくさんいる事だろう。ダウトとはノーダウトからノーを無くしたまさしくノーダウトという事で検索されているのだろう。その次に来るのが「ださい」

official髭男dismとは誰なのか気になっている人も多い事だろう。damで歌いたい人も多いだろう。それより上にくるのが「ださい」

この事から、髭男をださいと思っている人は一定数いるようだ。俺は心が痛い。

 

ただ、実際に調べると「本人の見た目や音楽性」というより名前をださいと思っている人によるものと見られた。まぁそれは正論だと思う。だが、仮にもし名前をダサくするというハンディキャップを自ら背負ったとして、それでも彼らは爆発的に売れている。なおのことすごいのではないだろうか。

というわけで、「official髭男dismは名前がださいのに何故売れたのか?」調べてみた。

official髭男dismは名前がださいのに何故売れたのか?

official髭男dism。2015年春にインディーズデビュー。

 

俺が始めて彼らを見たのは、確かその年くらいの深夜の音楽番組だったと思う。「aikoが絶賛している若手バンド!」みたいな触れ込みで紹介されてスタジオライブ。良い曲だった気がするけど、正直そこまで売れそうなタイプとは思えなかった。

が、今の異常なまでの勢い。ビルボードやApple Musicなどの純粋な音楽としての人気が測れるランキングを埋め尽くすは彼らあいみょん米津玄師「日本にアーティストってそんな少なかったっけ…?」と思うほどチャートを埋め尽くしている。若手バンドのカテゴリで言えばダントツのダントツで人気No.1と思われる。

なんというか、「陰」感が

冒頭で「”名前が”ダサい」とごまかしたが、正直、正直なところね、本当に申し訳ないけども、いちリスナーとして感想を言わせていただきますと…あまり見た目に恵まれているタイプではない気がする。悪い意味で俺にも仲良くしてくれそう。

かつ、今のメインストリームは「陽」だとも思う。King Gnuとかサチモスとか。どっちかというとOfficial髭男dismの方がKing Gnuっぽいし、King Gnuの方が髭男。たくみくんの方がまなぶくん。

にも関わらず彼らは売れている。

 

ただ、全然音楽とは関係ないけど彼らは「陰」の中でもモテる方の「陰」だと思う。卑屈っぽさも全く感じないし、純粋に自分たちの楽しいと思うことだけを楽しんでいる感じがする。人柄の良さはYoutubeのメイキング映像を見ればひしひしと感じる。

「陰」のダメなところは「陰」であるが故に卑屈になり、蔑まれがち故に人に対して攻撃的になったり無理に背伸びをしようとする所だと思う。そういう意味でofficial髭男dismは見た目こそ「陰」と思われるかもしれないが、心はれっきとした「陽」である。全然音楽関係なくて本当にごめん。

Youtubeの使い方が上手い

 

Youtubeといえばそう、official髭男dismのYoutubeの使い方は革新的だと思う。ここまで陰陽話しかしてこなかったのも、ただこれが言いたかっただけだからです。本当にすみませんでした。

Youtuberのミュージシャン化が熱い。Youtuberが音楽を始めるのは単純に稼げるからというのもあると思うが、合理的だからでもある。それはどういうことか?

 

ファンとしてはメンバーの素の姿を見たい。スタッフとしても出来るだけメンバーたちの映像を見る時間を増やしたい。でもアーティストである以上、むやみにYoutuber化に手を出せばアーティストとしての偶像性が薄れてしまいかねない。

ほら、あいみょんが「渋谷で100人とフリーアナル」とか自ら進んでやってたらなんか嫌でしょ?

売れたい。自分たちの事を考える習慣を付けさせたい。それがファンを作る最も合理的なやり方。とはいえ、節操もなく色々な「今これやればバズるらしいよ!」に手を出す様を見て、ファンは本当に満足してくれるのだろうか。そんな壁がアーティストには立ちはだかる。

 

そこでメイキング映像。スタッフがカメラを回し、メンバーの素の姿を撮影する。そうすることによってYoutuber化のデメリットも無くなる。メンバーとしては「気付いたら撮られてた」スタンスを取ることが出来る。

さらに、メイキング映像を見せるのって曲の良さを引き立てるのにかなり効果的だと思う。出来上がった状態の音源を聞いても「うわーなんか凄い」くらいの感想しか出ないと思うんだけど、メイキングで一つ一つのパートのこだわりを見た上で聴くと、やっぱり「うわーなんか凄い」。

おそらくこれから「スタッフがメイキング映像を回す」手法は広まっていくのではないでしょうか。そんなわけで髭男。「曲が良いから売れた」でした。

ABOUT ME
もやしさらだ
底辺ボカロP歴10年のベテラン。「音楽何も知らんけど、ボカロ曲作ってお金稼げたらいいなぁ」そんな事を思っていた10年前の俺みたいな人の役に立つブログにしたいです。
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